アラフィフ世代の「成婚の鍵」
シニア婚活 <40代・50代男女の実情>
2020年、2021年とコロナ禍は続いています。
人と人との関わりを制限される生活となって、今迄に考えもしなかった将来への漠然とした不安、そして孤独感。結婚というかたちに拘らずとも、残された先の人生を考えてみると、日々焦燥感を感じるストレスの連続したような生活の中で、残りの人生を一緒に歩いていくパートナーが欲しい・・と、率直に思うようになった・・
最近入会された52歳(初婚/女性) M.Iさんのお話しです。
40代・50代の婚活はコロナ前より約3~4倍近く増加しています。中でも1976年生まれ以前の40代中頃から50代が著しく増加傾向ですが、初婚・再婚を問わずに全体の約半数は50代の男女です。この世代の男女の結婚意識のギャップを紐解く事で、婚活対象者の傾向が読みとれ、意識して活動するか否かで、成功度は大きく変わってきます。
40代・50代男女のスレ違い・・
年齢差ギャップ
アラフィフ女性会員の多くは、「年齢差は+5歳くらいまで、見た目の容姿というより、気持ちが若々しく人生に前向きでアクティブな方、健康な限り仕事を続ける意欲があり、趣味や家族との時間を楽しめる経済的に余裕のある方・・」を求める傾向が大半です。
一方の男性会員は、50代でもお子さんを望まれる方が多く、40代前半迄の女性を希望されます。ビジネスで成功され、ご経歴や職業・収入などで自信のある方のご成婚事例は比較的多くあるものの、一般論としてお相手の年齢に固執しすぎると基本的に難しいことを念頭において、自身の立位置を見極める事が寛容です。
同じく、女性会員もお相手に望む経済的条件や職業等に固執すると、+10歳位は寛容に考えなえれば、お見合いを組む事すら難しくなっていきます。
持続的な若々しさ
この年齢差ギャップは、世代が上になるほど顕著になります。ここで女性会員の多くは、婚活の厳しさを実感します。そこで「若々しい・・」というキーワードを意識します。多少年令が高くなっても、お相手へ希望する経済的条件を緩やかに考えるようにしても、「若々しい」方であれば・・と考えます。
ここで言う「若々しい」は、単に容姿を指しているのではありません。「持続的な若々しさ」です。ビジネス・プライベート・生活・家庭・・等の、コミュニティーの中での社会的立位置です。継続的な収入と安定には、「信頼や安心感」働き方には将来への「生き方」が反映されます。一歩前に前進したい気持ちが「若々しさ」に繋がります。
50代後半にもなると、既に定年後の老後生活をイメージされている方も見受けられます。残念ながら、この時点で「老い」を感じてしまいます。そこには何ら生産性も感じません。女性が望むでしょうか?
シニア婚活の成功の鍵は、「年齢差」と「若々しさ」と言っても過言ではないでしょう。
年齢は変えられませんが、「若々しさ」は生き方と気持ちの問題です。
老後のためのお相手探しではない「持続的な若々しさ」を、この機会にぜひ考えてみてください